日中は汗ばむくらいの陽気が続いておりますが、皆様体調はいかがでしょうか。
この時期は犬の狂犬病予防接種や、犬猫共通のフィラリア症予防、ノミ・マダニ予防など、病気の予防を始める時期になります。
そこで、お勧めしている病気の予防をお伝えいたします。
もしまだやられていないものがございましたら、ご相談ください。
≪犬≫
①狂犬病予防注射(接種義務あり)
発症すると100%死亡するといわれる狂犬病の予防注射になります。現在、日本国内での感染報告はありません(海外で感染し、国内で発症する例はあり)が、今後国内に入り込んだ際に、発生の拡大とまん延防止を図るために義務となっている予防注射です。
②混合ワクチン(任意での接種)
一般的な犬の感染症の予防注射になります。当院では6種混合と7種混合を扱っており、犬の飼育環境によって選んでいただいております。
③フィラリア症
蚊の刺咬により感染する寄生虫感染症です。心臓に寄生し、心臓病を発症することで、死亡することもあります。予防薬を投与することで感染予防が行えます。
当院では毎月服用する物で錠剤タイプとチュアブルタイプ(おやつタイプ)、注射薬(1回接種で1年間有効)があります。
④ノミ・マダニ
外を散歩する際に寄生される可能性があります。特に草むらに近づくと感染するリスクがあります。また、ノミ・マダニの寄生により、お腹の寄生虫に感染するリスクや、人にも感染する可能性のあるダニ媒介性感染症である重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の感染するリスクがあります。
当院では、毎月地肌に直接つけるスポット剤タイプと、毎月服用する錠剤タイプ(味あり)があります。
≪猫≫
①混合ワクチン
一般的な猫の感染症の予防注射になります。
当院では3種混合と5種混合を扱っており、室内猫は3種混合を、室外猫は5種混合を原則お勧めしております。
②フィラリア症
猫でも発症することがあり、突然死のリスクがあると言われております。
当院では毎月地肌に直接つけるスポット剤タイプで予防を勧めております。
③ノミ・マダニ
室外猫はノミに寄生されていることをとても多く見かけます。
当院では毎月地肌に直接つけるスポット剤タイプで予防を勧めております。
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