3月に入り、まだ寒さも感じられる日が多くありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は猫のフィラリア予防についてお伝えします。
フィラリアは蚊に刺されることで犬や猫の体内に侵入します。
体内に入り込んだ子虫(ミクロフィラリア)が成長すると、心臓に寄生し、心不全や突然死などを引き起こします。
「フィラリアって犬の病気じゃないの?」
と認識していらっしゃる方も多いのではないかと思いますが、
近年猫のフィラリア症の報告も増えています。
フィラリア症は命に直結する怖い病気なので、予防することをお勧めしております。
当院では月一回、背中に塗布するスポットタイプの予防薬を使用しておりますので、
薬を飲ませることが大変な子にも使用できます。
蚊が出始めた月の翌月から、蚊を見かけなくなった月の翌月までが予防期間になります。
遅くても5月からは予防を開始していただきたいので、それまでに一度来院をお願いいたします。
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